ヴィニョブル安曇野ワイナリー 現場状況 25
店舗の壁クロス及び床の塩ビタイルが張られました。
流し等の機器が設置されました。
小林建築設計事務所
ヴィニョブル安曇野ワイナリー 現場状況 24
原料処理エリア、原料処理室、醸造室、貯蔵庫等の土間コンクリートを打設しました。
店舗壁のクロスパテ処理が行われています。
小林建築設計事務所
ヴィニョブル安曇野ワイナリー 現場状況 23
外壁のジョリパット塗が行われています。
化粧室及びトイレの天井シナ合板が張られ、壁の塗装が終わりました。
一部アクセントでワインカラーを使っています。
土間コンクリート仕上となる室(原料処理エリア、原料処理室、醸造室、貯蔵庫等)の土間配筋が組み終り、配筋状況を確認しました。
小林建築設計事務所
国立西洋美術館
昨年用事で東京に出かけた折に見学した建物を2つ紹介します。
■国立西洋美術館
会館60周年記念「ル・コルビュジェ 絵画から建築へーピュリスムの時代」の展覧会が開催されていたので見て来ました。
この国立西洋美術館本館は20世紀建築の巨匠ル・コルビュジェが設計を手掛けたもので、2016年にユネスコ世界文化遺産の1つとして登録されています。この展覧会はコルビュジェ(本名シャルル=エドゥアール・ジャンヌレ)が故郷を離れパリで「ピュリスム(純粋主義)」の運動を推進した時代に焦点を当て、絵画、建築、都市計画、出版、インテリアデザインなど多方面にわたり活動した時代を振り返る企画展となっていました。
正面玄関側
側面より
コルビュジェ建築の特徴であるピロティの柱の上に四角い箱が載っている建物で、外壁の緑がかった玉石洗い出しPCパネルが印象的です。
エントランスより建物の中心のホールへ誘導されると、三角形のハイサイドの窓から自然光が差し込まれ、吹き抜かれた高い天井に圧倒させられます。1階は主に建築模型の展示で2階にコルビュジェ(ジャンヌレ)と友人たちの美術品約100点が展示されていました。
スロープを歩きながら変わりゆく景色を見て上がってゆくと2階展示室が渦巻き状に配置され、この先に何があるのかワクワクする動線となっています。中から外へと広がる展示方法は将来増設可能なようにと考えられています。
コルビュジェの近代建築の5原則
1、ピロティー
2、屋上庭園
3、自由な平面
4、自由なファサード(立面)
5、水平連続窓
この5原則が居住者の生活を豊かにしています。
※国立西洋美術館には屋上庭園・水平連続窓はありませんが、コルビュジェの代表作サヴォワ邸でよく分かります。
「所長」
東京文化会館
■東京文化会館
国立西洋美術館の横にあるこの建物は、コルビジェの弟子である前川國男設計の代表作です。
1961年に造られた東京での初期の本格的なコンサートホールです。(日本建築学会作品賞を受賞)
公園側から
公園内の景観に配慮され、軒の高さを控えた大庇の水平ラインと切り取られた開口部が印象的です。
東京文化会館楽屋口側から
重厚感のある建物であるが、コンクリート打ち放しの庇や全ての柱型がRに処理されていて、とても柔らかな表情を醸し出しています。
エントランスホール
床のタイルは枯葉をモチーフにした模様で、公園からそのまま引き込まれてくるような一体感を作り上げています。
広々としたホワイエ
内・外壁の石を打ち込んだPC版は国立西洋美術館と同様の素材を用いることによって2つの建物が同化しています。色彩も赤・青・黒と原色の洗練された色が効果的に使われ、内部空間を引き締めています。
2014年に改築・改修工事が行われリニューアルされました。
「所長」
ヴィニョブル安曇野ワイナリー 現場状況 22
テラス天井の杉板が張られました。
店舗の天井も杉板が張られ仕上がってきました。
作業エリアは床の排水溝(サニタリートラフ)が設置されました。
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