命の継承
今年も金のなる木の花が咲きました。
いつも咲く金のなる木の花でも、この花はとても貴重です。
たくさんある鉢の中で、花を咲かせるのは一番大きな鉢の金のなる木だけでした。
実は、この毎年たくさんの花を咲かせる一番大きな金のなる木の鉢植えを昨年の12月に、霜でダメにしてしまいました・・・
この鉢植えは、ダメにした一番大きな金のなる木の折れた枝を鉢に植えて成長したものです。
ちゃんと親の遺伝子を受け継ぎ、今年初めて花を咲かせました。
今年は花が見れないと思っていましたが、こんなに綺麗な花が咲いて嬉しかったです。
ガイドマスター視察研修
ガイドマスター研修で群馬県の富岡製糸場とお隣の甘楽町へ行って来ました。
明治5年に政府が近代化政策のもと、生糸の品質向上と増産を目指し設立された官営の製糸工場です。
創業当時の建築物がほぼ完全な形で残っているのと、日本の近代工業の発祥地であることが評価され、H18年に重要文化財に指定されています。
旧富岡製糸場正門
工場内を専属のガイドさんが案内してくれました。
東繭倉庫
木骨レンガ造の2階建てで、長さ104メートルにも及ぶ大きな倉庫です。
1階は事務所・作業所などで2階が乾燥させた繭の貯蔵所となっていました。
操糸場
繭から生糸をとる作業が行われていた所で、世界最大規模の工場でした。
採光や蒸気抜きのための腰屋根が取り付かれ、とても綺麗な建物です。
操糸場内部
木造トラス構造の骨組みがとても綺麗に見えます。
現在は昭和40年代以降設置の自動繰糸機が残され、機械の動く姿を映像で見ることができます。
甘楽町楽山園付近の中小路
小幡藩主が通った幅14メートルの小路で、石積みが江戸時代の面影を今に伝えています。
国指定名勝 楽山園
織田信長の次男信雄が城下町を築くにあたり最初に手がけた庭園、京都の桂離宮と同じ特色をもっています。
当日お世話になった4人のガイドさん、大変お世話になりました。
「所長」