松代研修
建築士会・建築士事務所協会大北支部の研修旅行「真田十万石の城下町-松代」に行ってきました。
10年ほど前にも一度お邪魔しているのですが、町並みがすごく整ってきています。
塀などの修復などに補助金をつけ整備しているとかで、石垣の水路や旧家と板塀の城下町らしいたたずまいに感動しました。
また、地元のボランティアガイドの寺沢さんに案内していただき、説明を聞きながら散策できたのがとても良かったです。
真田邸は元冶元年(1864)9代藩主の母、お貞の方の居宅として建てられ、明治時代からは真田家の居宅として使われていましたが、昭和41年に松代町に譲渡されました。
現在全面解体改修工事中で外側からしか見学できませんでしたが、来年にはこの工事も完成するとの事です。
街中にもこのような武家屋敷が残っています。
旧松代藩文武学校
松代藩が藩士の子弟に文武両道の教育を目的に、八代藩主真田幸貴が水戸藩の弘道館をまねて建てられました。
旧横田家住宅(松代藩武家屋敷 国指定重要文化財)
150石の旧松代藩士横田家の先祖は、奥会津横田に住んでいた山内大学と伝えられ、江戸時代に松代藩真田家家臣として幕末まで仕えていました。
1012坪の敷地に泉水を引き込んだ庭園と主屋、隠居屋などの建物がほぼ完全に残されています。
山寺常山邸付近の景観
右の建物が山寺常山邸で、江戸時代末から明治初期にかけて建てた表門と、この門の南側に大正末から昭和初期にかけて建てられたと推定される書院が残されています。
石積みの水路も残され、歩道と車道の区切りは縁石にしないで、ピンコロ石によってエリア分けしているので、とてもすっきりとした町並みとなっています。
「所長」
ルアーのフックについて
ルアーフィッシングでは魚に似せたルアー(疑似餌)と呼ばれるものを使って魚を誘い釣ります。
ルアーの種類は色々ありますが、これは「ミノー」と呼ばれるルアーです。
もっとも一般的で魚の形に近いルアーです。
これを引いてくると、口の部分に取り付いているリップが水を受けて体が左右に揺れ、泳いでいるように見えるという仕組みです。
ミノーはタダ巻きよりもロットの操作によって様々動きが可能なので、ゲーム性が強く腕が試されるルアーでもあります。
売っているミノーのほとんどはトリプルフック(3本針)が取り付いています。
最近の管理釣り場では、トリプルフック禁止という釣り場も増えてきました。
なおかつバーブレスフック(かえしのない針)推奨となっています。
魚に優しい針を使って下さいという訳です。
という事で、管理釣り場用に一部のルアーをシングルフック(1本針)に付け替えました。
付け替え後の写真です。
あえて後ろの部分だけフックを付けました。
理由は面倒なだけです(笑;)
リングオープナーというフックを付け替える便利な道具もありますが、持っていないので付け替えるのが大変なのです。
トリプルフック、シングルフックはそれぞれメリット、デメリットがあります。
トリプルフックのメリットはフッキングしやすい(針に掛かりやすい)ことです。
デメリットは、根掛かりしやすいことです。
スプーンなど1個500円くらいに対して、ミノーはいいやつになると1個1500円くらいするので、特に渓流などの障害物が多い場所での根掛かりが怖くて使うのに勇気がいります。
また、管理釣り場で気軽に使えないことです。
シングルフックのメリットは、管理釣り場で使いやすいことです。
魚から針を外しやすく、リリースするのに適しています。
また、トリプルフックに比べて針の数が少ない分、根掛かりしずらいといえます。
デメリットは、フッキング率が下がることです。やはりたくさん針が付いていた方が魚が掛かりやすいといえます。
また、フックを付け替えたことによって、ルアーの泳ぎ方が変わってしまいます。
これは市販された状態(トリプルフック付)でベストな動きをするように作られているため、軽くて水の抵抗が少なくなったシングルフックでは動き方が変わるという訳なのです。
シングルフック1箇所付けに変えたこのルアーですが、実際釣れないと意味がないので、釣れなかったらフックを2箇所にするなり、重さを調整して動きをよくしようと思います。
これは「クランクベイト」と呼ばれるルアーです。
丸くてミノーのような形をしていますが、ミノーに比べて大きなリップを持ち、深く潜ることができます。
つぶらな瞳が可愛いので最近のお気に入りです♪
主に管理釣り場用のルアーですが、結構釣れます。
タダ巻きでも良く動いてくれるので、初心者にもいいと思います。
ルアーは見ているだけでも楽しいのですが、店に行くとついつい買ってしまいます。
釣り目的だけでなく、コレクション的な要素にもなりかねないので気をつけねば・・・
現在川釣りが禁漁期間に入っているので、海、池や管理釣りで過ごしています。
早く川釣り解禁しないかな~。
現代和風の家 現場状況 7
土間スラブのコンクリートを打ち込んでいます。
始めに外周の根入の部分からコンクリートを打ち込みます。
この時バイブレータを使いしっかりとコンクリートを行きわたらせます。
根入の部分のコンクリートが打ち終わり、上のスラブ部分に移りました。
スラブ厚を確認しながらコンクリートを均していきます。
生コンクリートの受け入れ検査を行いました。
この検査でコンクリートのスランプ及び空気量を確認します。
土間スラブのコンクリートが全て打ち終わりました。
均し作業も終わり、綺麗に仕上がりました。
夢創り工房「小林建築設計事務所」
林中の家Ⅳ 現場状況 19
外壁のモルタル塗の下地としてアスファルトルーフィング+ラス網が張られました。
板塀も組まれ、外観がとてもはっきりと見えるようになってきています。
内部は間仕切壁の胴縁が取り付き、石膏ボードを張る準備が出来てきています。
壁の石膏ボードが張られると、各部屋の大きさを肌で感じ取れるようになってきます。
階段が取り付きました。
これで梯子や脚立を使わずに2階への行き来ができるようになるので、作業がしやすくなります。
設備の内部給排水のにげ配管もほぼ終わり、壁、天井が貼られても良いように処理されました。
排水管は結露と音の対策で断熱材を巻いてもらっています。
夢創り工房「小林建築設計事務所」
現代和風の家 現場状況 6
JIOによる土間配筋検査が行われました。
瑕疵担保履行法により保険会社から派遣された第三者による検査です。
建て方が終わりサッシュが取り付く頃に中間でもう一度検査があります。
検査も無事に終わり、明日コンクリート打ちの予定になっています。
夢創り工房「小林建築設計事務所」
てるてる坊主美術館へ出張
第3回いけだまちてるてる坊主アート展作品のてるてる坊主達が現在北アルプス展望美術館に展示されています☆
今年の夏にクラフトパークに展示されていたてるてる坊主達に再び出会えますよ♪
会場 北アルプス展望美術館
イベントは11月20日~12月13日まで開催中
※先日観光協会さんから送ってもらった写真を掲載しています。
私の作ったうさてるちゃんも展示されています☆
てるてる坊主アート展当日会場に来れなかった方はぜひこの機会にお出掛け下さい。
てるてる坊主を見るのは無料ですよ♪
詳しくは写真を送ってくれたほたるさんのブログに掲載されていますのでご覧下さい。
http://www.shinshu-liveon.jp/www/mypage/teruteru/blog/node_136305
現代和風の家 現場状況 5
今日はとても穏やかな小春日和のお天気で、土間配筋もだいぶ進みました。
職人の中で風邪を引いてしまい、少し工事が遅れています。
明日の第三者による配筋検査は、日を改めて行なうようになるかもしれません。
鉄筋の間隔、継ぎ手長さなどをチェックしました。
夢創り工房「小林建築設計事務所」
Spontania collaborations Best
今日は昨日のコンサートがまだ耳に残る中起床しました。
何だか体がうずきます・・・
そうだ!スタジオに行こう♪
ドラムが叩きたくなった私はスタジオへ向かいました。
が・・・しかし!
夕方まで予約入ってるんですよ~と言われてしまい断念(_ _|||)
予約はしてなかったので仕方ありません。
今日の記事は音楽をテーマにしたいと思いネタを探していると、先週買ったCDがありましたので、このCDを紹介することにします♪
Spontaniaと総勢12組のアーティストによる渾身のコラボレーションアルバム「コラボレーションズ BEST」です♪
DVD付きの限定盤を買いました♪
ボーナストラックに、なんとお笑い芸人のハリセンボンとの異色コラボ曲が入っています!!
印象としては、ハリセンボン意外に歌うまいんだな~と思いました。
このアルバムの中で好きな曲を紹介します☆
好きな歌手のJUJUさんとのコラボ曲「君のすべてに」です♪
この曲は大好きでよく聞いているのですが、好き過ぎてこの曲が入ったアルバム4枚持っています(^^;)
このPVはドラマ仕立てになっています。
PVは始めて見ますが、昔を思い出してなんだか切なくなりました・・・
※動画はPC専用です。携帯ブログでは見れませんのでご了承下さい。
最近まで携帯の着メロにまでしてた曲だったのですが、ついにこれを超える曲が現れたのです!
この曲が入っているので買ったといっても過言ではありません。
その曲がAZUさんとのコラボ曲の「同じ空みつめてるあなたに」です♪
この曲を始めて聞いた時鳥肌が立ちました!
AZUさんの澄んだ伸びやかな歌声にSpontaniaさんの声が合わさったサビの部分はヤバイです!
最近の一押し曲です♪
動画PVは貼り付け不可だったので音源のみとなっていますが、その分高音質となっていますので聞いてみて下さい♪
Spontania 公式ホームページ
最近思うことは、色んなジャンルの音楽を聴くようになったことです。
昔はロック、ポップ、ジャズ、ユーロビートしか聴きませんでした。
今はR&B、HIPHOP、レゲエ、クラシックなども聞くようになり、音楽の幅が広がってきました。
それぞれの音楽ジャンルには違った魅力があり、新たな発見があります。
これからも色々な音楽を聴いてみたいと思います♪
New Three Sharps Orchestra 定期演奏会
New Three Sharps Orchestra(ニュー・スリー・シャープス オーケストラ)第17回定期演奏会に行って来ました♪
17回目を迎えるコンサートですが、今回始めてだった私は開演までワクワクしながら待っていましたo(^-^)o
コンサートが始まると、ビッグバンド独特の迫力が押し寄せて引き込まれていきました・・・♪
演奏風景です♪
皆さんカッコいいですね♪
いつもお世話になっているバンドメンバーでトランペット担当のIさんも、普段のイメージと違ってカッコよく見えました。
2階席から見ていたので、ちょっと遠くて写真がうまく撮れなくてすみません。
20名で編成されるのがNew Three Sharps Orchestra ですが、これだけの人数で合わせるのはとても大変で難しいと思います。
私がステージに立っていた頃のメンバーは4人でした。
たった4人でもとても大変で苦労したので、これだけの人数は相当大変だと思います。
大変で苦労した分、ピタッと音が合った時は気持ちいいだろうな~なんて思いながら聞いていました。
演奏は素晴らしく、自然に体がのって来ますo・ω・o♪
ピンク・パンサーの曲では、きぐるみを着た人が出て来たりと、コミカルな演出もあり見ていて楽しかったです♪
写真を数枚撮っていると、ここにきてトラブル発生しました!
デジカメの電池が切れましたΣ( ̄ロ ̄lll)
そんなトラブルもありつつ、楽しいコンサートも第一部が終わり休憩へ・・・
ん?まてよ・・・車に仕事用のデジカメがあったのを思い出し、慌てて車へ戻りデジカメ復活!!
余談ですが、インフルエンザの影響で受付ではマスクを配っていました。
途中でお話しにも出ましたが、会場に来ていたほとんどのお客さんがマスクをしていたので、ステージ上の演奏者からは異様な光景に見えていたと思います(^.^;
後半の第二部が始まりました♪
上の写真と比べてみて下さい。
第一部と第二部で衣装が変わっています。
鮮やかな赤の衣装がステージを華やかにしました☆
曲のアレンジも素晴らしく、そうらん節のサンバアレンジも違った感じで聞けて楽しめました♪
コンサートも終わりに近づきました。
最後のNUTVILLE(ナットビル)という曲は相当難しいらしく、7年くらいかかってお披露目ができるようになった曲だそうです。
演奏が始まると、凄いの一言!!
テンポが速く、曲自体も難しいのがよく分ります!
これができるようになるには相当練習をしてきたのだろうと思います。
そんな事を考えて皆さんの演奏を見ていると、とても感動し泣きそうになりました。
また聞きたい!と思わせるコンサートで楽しかったです♪
まだ聞きに来たことのない方はぜひ次回のコンサートに来て下さい。
満足できること間違いなしです!
New Three Sharps Orchestra ホームページ
リアルかかし
池田町の堀の内地区の田んぼには変わった「かかし」があります。
やたらとリアルで良くできたかかしなのです!
今年はこのかかしが大きな話題を呼び、各メディアでも取り上げられています。
今日は堀之内かかしのご苦労さん会の皆さんによる「かかしあげ」というイベントがありました。
昨日ほたるさんから教えてもらったので一緒に行って来ました♪
会場に着くと、野菜やここで作られた米など売っており、お客さんでにぎわっていました。
豚汁のサービスもやっており早速頂きました。
今日は風が吹いていて寒かったのですが、この豚汁のおかげで体が温まりました。
これが噂のかかしです♪
草を刈っているかかしですね。
右に写っている草刈かかしが一番最初に作ったかかし1号らしいです。
この1号をきっかけに2号、3号とかかしの数が増えていったようです。
絵を書いているかかしと、リックを背負っているかかし♪
服や小物がよりかかしをリアルにしていますね~。
キティーちゃんの服を着た子供のかかしです。
なんとも可愛いかかしですね♪
一押しのおばあちゃんかかしです♪
どう見ても人にしか見えません!リアル過ぎます!
網を持ったかかしです♪
虫かごを背負ってるのがいい(笑)
写真を撮っているかかし♪
やっぱ小物の使い方が抜群にうまいですね!
しばらくすると虹がかかっていたので写真を撮りました☆
中心にある白い屋根の左側ですが、遠くだったのでうまく撮れませんでした。
しかしリアル過ぎるぞこのかかし・・・
このかかしを作ったM澤さんに話しをうかがうと、面白いエピソードを聞くことができました。
「あの人さっきから動かない!救急車呼べ!」と119番へ通報されたことがあったそうです(笑)
かかし達をM澤さんが1人で作ったということにも驚かされました。
私Skyの存在を知っており、このブログを見てくれていたようなので嬉しかったです♪
そして仕事関係でも少し繋がりがあり、世間は狭いと感じました。
今日はブロガーの方達にもたくさん会うことがでたのも嬉しかったことの1つです。
最初にお会いしたのが、安曇野市に住んでるあづみのきみ麻呂さんです♪
ほたるさんと同じ信州Liveonでブログを書いてる方です。
あづみのきみ麻呂さんはもう1つ違うサイトでもブログを書いています。
↓こちらがそのサイトです。今回のイベントが詳しく載っています♪
http://aduminpapa.naganoblog.jp/e353881.html
お会いして色々な話を聞くことができたので勉強になりました。
サイトを教えておいたので、この記事見てくれるといいな~。
同じ町内でブログを書いてるこたろうははさんにもお会いしました♪
豚汁をもらって座るところを探していた時に「こっちに来て座って!」と声を掛けてくれたのがこたろうははさんでした。
同じブロガーとして名前は知っていましたが、お会いするのは初めてだったので最初はまったく気付かずにいました。
ほたるさんが教えてくれなかったら気付かなかったので、一緒に来て良かったです。
こたろうははさんもこのブログを見てくれていたようなので嬉しかったです♪
久しぶりにてるみんさんにも会うことができました。
お子さんを連れてきており、とても可愛かったです☆
ちなみに帰り際に観光協会さんの事務所へ立ち寄りふ~みんさんにも会ってきました♪
外は風が冷たく寒かったのですが、人の温かさにふれ、心が温まる1日になりました。
現代和風の家 現場状況 4
土間の鉄筋を組んでいます。
スラブ配筋縦横D13(異形鉄筋)150@としています。
くぼんでいる所は地中梁となってきます。
瑕疵担保履行法により、来週第三者による配筋検査が行われる予定となっています。
夢創り工房「小林建築設計事務所」
林中の家Ⅳ 現場状況 18
外壁の米杉板張り部分も仕上がり、全体の雰囲気を感じ取れるようになってきました。
板張りの塗装をかけて、いよいよモルタル塗へと進んでいきます。
内部は1階の床組みが終わり、床に断熱材(サニーライトァ50)を組み込みながら捨て張りの構造用合板を張っています。
また電気配線の逃げも終わりました。
夢創り工房「小林建築設計事務所」
建物見学 ~川上中学校~
川上村中学校
主要構造を木造とした一部鉄筋コンクリートの学校で、川上産の唐松をふんだんに使い、ぬくもりと地域に開放された特徴のある建築となっています。
交流広場側からの外観
エントランス、プロムナードの唐松集成材の柱は原生林をイメージしています。
昇降口前のプロムナード
3本の丸太柱は、3学年の生徒達のたくましく育ってゆく姿を表現するかのように、この場所のシンボルともなっています。
ランチルーム
この場所は村民にも解放され、社交場や講堂としても幅広く利用されています。
ダイナミックな空間を、唐松の枝からもれる木漏れ陽天井照明がアクセントを付けてくれていますが、少しうるさい感じがしたのは私だけでしょうか?
1階昇降口横のギャラリー
吹抜けの大空間は唐松集成材柱「美林」がリズミカルに続き、中庭の外部空間へと広がっていきます。
中庭
左が普通教室棟、右が特別教室棟、真ん中に見えるドームが音楽室
特別教室棟の廊下
北側からのハイサイド窓から光が入り、この光は教室まで入り込みとても明るい学校となっています。
音楽室
タマゴ型の特徴あるデザインで造られていて、ステージにはパイプオルガンが設置してあります。
普通教室
この棟はパッシブソーラーを取り入れ、エコ対策にも気を使った建物となっています。
「所長」
ホームページにも写真を掲載しています。
旧中込学校の写真も入れてありますのでご覧下さい。
http://kobaado.com/topi20.html
建物見学 ~森の交流館~
私どもが所属している長野県建築士事務所協会の佐久支部との交流会を3年前から始めています。今年は佐久にお邪魔しました。その中で見学した川上村「森の交流館」です。
この建物は飯田喜彦設計で建築学会賞を受賞した作品でもあります。
左側の棟は展示室と2階にレストランが入った、陸屋根と集成材の細い柱、スチール枠のガラスカーテンウォールで構成された建物です。一方右側の棟は林業センター研修棟で、切妻屋根と下見板張り及び角波鉄板の外壁及び木製のサッシで構成された建物となっていて対照的です。
集成材の柱が軽やかで、枝打ちされた木が空に向かって伸びていく森を連想します。
ただポーチ柱からの庇の出が少なく根元に掛かった雨が材を腐食させていたり、ガラスのカーテンウォールの汚れなどのメンテのしにくい場所があって非常に気になりました。
役場側から見た外観
枝付きの丸太柱が林業のシンボルとなっています。
林業センター前には、秋田犬と並んで有名な川上犬が保護されていて触れあう事が出来ます。
展示室
スーと伸びた柱とスチールのブレスが印象的です。
2階レストランへの鉄骨階段
部材を細くしてとてもすっきりとした軽やかな階段となっています。
研修室
木材の集成材とスチールによるトラスの小屋組みがこの空間を豊かにしています。
下弦材のRに処理された部材がとてもリズミカルに表現されてもいます。
「所長」
川上中学校へ続く・・・
国宝 松本城
今日は以前撮った写真を中心にした簡単な記事になっています。
先週行われた米寿のお祝いの次の日(11月8日)に立ち寄った松本城の写真を掲載したいと思います。
赤い橋と松本城
板壁を黒塗りにしてある松本城は烏(からす)城とも呼ばれています。
五重六階の天守閣は城の中で日本最古らしいです。
城周辺の風景
池にいた鴨
同じく池にいた白鳥
秋は紅葉、春には桜が綺麗で散歩には最適です♪
近場で管理釣り
今回は近場で釣りをしよう!ということで「ハーブの里フィッシングエリア」へ行って来ました♪
自宅から一番近い釣り場で、時間が無い時でも気軽に行けます。
朝7時、釣り場へ着くと山に虹がかかり綺麗でした☆
この時期はやはり朝は寒いです。
防寒対策をして来て正解でした。
早速釣りを開始すると、爆釣です!
ほぼ入れ食い状態!!
25センチの「ニジマス」を中心に良く釣れました♪
釣れた魚を良く見るとニジマスに似ていますが、違う魚がいました。
これは最近放流が始まった「銀鮭」らしいです。
聞くところによると、塩焼きにすると美味しみたいなのでラッキー♪
釣りをしていると雲行きがあやしくなり、午前8時くらいになると雨が降り出し、風も出てきました。
防寒対策をしていても、この時期の雨と風は寒すぎます(TωT)
あれだけ釣れていた魚も次第に反応がなくなり釣れなくなりました。
ルアーは追うものの、食うまでいたりません。
昼近くまであまり成果も伸びないので、11時30分頃に早めの昼食にするために車へ戻りました。
寒い時期なのでカップラーメンを用意し、水筒に入れて来たお湯を取り出そうとすると・・・何故か溜まっていたお湯がこぼれて車のシートが水浸しになりました(´;д;`)
そのシートに座っていたお尻が大変な事に(>д<;)
着替えは無いので、タオルで拭き取りその場をしのぐ事にしました。
トラブルはありましたが、体を温めるためにカップラーメンにお湯を入れて食べる準備をすると、何かおかしいです。
湯気がたちません。
お湯を飲んでみると・・・ぬるい!
お尻が熱くなかった訳ですね。
案の定、3分経っても、5分経っても、10分経っても麺は固いまんま(´‐ω‐)
おにぎり1個じゃお腹が空くので、仕方なくそのカップラーメンを食べました。
麺かカリカリして、なんとも不味いです・・・
車の外に出ると風がまだ吹いており、お尻が寒いです。
最悪です(T-T )
戻ってみると、受付付近にはラーメン屋台が来ているし、ここで食べれば良かったと後悔しました。
午後も小雨が降ったり風が強かったりしましたが、魚は釣れ始めました。
30cmくらいの「ブラウントラウト」が釣れました♪
その後、強い当たりが!
魚影が見えてくるとデカイぞこれ!!
デカ過ぎるので友達にネットをたくし、なんとか釣り上げることができました。
魚の種類が定かではありませんが50cmくらいの「タイガートラウト」らしき魚が釣れました!
ブラウントラウトに似ていますが、尾びれがかなり大きく模様も異なります。
ジャガートラウトかとも思いましたが、タイガートラウトが1番近い形をしています。
ハーブの里フィッシングエリアでは、1日券で10匹釣れた魚を持ち帰ることができます。
そして釣れた魚を全てリリースするか、まったく釣れなくても、帰りに釣り券に応じた匹数(1日券なら10匹)の「イワナ」をもらえるという太っ腹な釣り場なのです☆
しかし最近イワナの値段が高騰しており、このサービスは今年いっぱいだそうです。
なので、イワナ狙いの人は今のうちに行っておくのが得ですね。
一緒に行った友達2人は最初からイワナ狙いだったので、釣れた魚を全てリリースして、イワナをもらっていました。
もらったイワナをその場で塩焼きにしてもらい食べました♪
めっちゃ美味かったです♪
風が強くてやりずらい釣りでしたが、20匹くらい釣れたので良しとしましょう♪
ハーブの里フィッシングエリア ホームページ
ビッグバンドNTSO
New Three Sharps Orchestra(ニュー・スリー・シャープス オーケストラ)第17回定期演奏会のお知らせ♪
仕事でお世話になっております、安曇電化センターのIさんが所属するビッグバンドです。
日時 11月22日(日) 14:00開演
会場 安曇野市 豊科公民館ホール
入場料 1,000円(当日1,200円) 中学生以下無料
ビッグバンドならではの複数の楽器によるアンサンブルの迫力を聞きにお出掛け下さい♪
↓詳しくはホームページをチェック☆
New Three Sharps Orchestra ホームページ
「ぐるっと池田」街中ウォーキング
先日行われた信州・あずみ野 池田町「ぐるっと池田」街中ウォーキングの様子をお伝えします。
今回はガイド役に徹し、写真が取れずにいたので、ガイドマスターのT島さんから写真を送って頂いたのを掲載しています。
池田町街中ウォークは今年で2回目を向かえました。
一般参加者38名、ガイドマスター、事務局含めて総勢57名で行なわれました。
「コース」
池田八幡神社
↓
役居門、てるてる坊主の歌の碑、杉山巣雲の碑他(八幡神社内)
杉山巣雲・浅原六朗の墓
↓
豊町観音様
↓
池田宿・牛つなぎ石
↓
林泉寺・稲荷神社
↓
殿小路
↓
旧信濃池田鉄道駅跡
↓
若松城跡・御囲蔵
↓
古久庄の蔵
↓
浄念寺
参加者が多いので2班に分け、私は1班を受け持ちました。
八幡神社境内にあるてるてる坊主の歌の碑の前で説明です。
作詞者の浅原六朗は池田町出身の方で大正10年(26歳)の時に「少女の友」に中山晋平の作曲で発表しています。
街中に入り池田学問所の跡に来ました。
池田学問所は1788年(天明8年)に松本藩から杉山巣雲を師匠として招き、明治5年まで84年間続きました。
福源酒造の事務所です。
この建物は御囲蔵(1840年)を譲り受け再生して造られたものです。
またここは、松本藩戸田康長の隠居城(若松城)として造られましたが、第7代城主の死去により幻の城ともなった場所でもあります。
福源酒造株式会社事務所であるお囲蔵は当事務所が設計した建物でもあります。
福源酒造株式会社「お囲蔵」 完成写真・工事概要
朝9時から12時半まで半日のウォーキング(約3㎞のコース)でしたが、ゆっくり歩いて池田町の良さを十分知っていただけましたでしょうか?説明も不十分であったかと反省するところもありましたが、参加された方々からは「非常に良かったよ!」と声を掛けられ安堵しました。
「所長」
ここからはSkyがお伝えします。
T島さん、写真ありがとうございました!
とても綺麗に撮れています☆
2枚目の写真はCMっぽいく撮れており、所長がカッコよく見えます♪
観光協会さんのブログで街中ウォーキングの様子が詳しく掲載されていますので、リンク貼っておきます。
ぜひご覧下さい♪
長野県池田町観光情報による記事
ぐるっと池田街中散策 1
ぐるっと池田街中散策 2
ぐるっと池田街中散策 3
ぐるっと池田街中散策 4
ぐるっと池田街中散策 5
密着取材してくれた信州Liveon「いけいけ!いけだまち」による記事
街中散策ぐるっと池田
米寿のお祝い
家族親戚が集結して人生に一度しかないイベントが行われました。
うちのじいちゃんは今年88歳になります。
昨晩、前々から計画していた米寿のお祝いを行いました☆
場所は浅間温泉にある静保庵 小柳です。
門をくぐると庭園風になっており、雰囲気が良い宿です♪
受付に行くと、手紙と電報を渡されました。
名前を見てみると、今日来れない3人の孫からの手紙と電報でした。
仕事や結婚で県外へ行って来れない孫達が気を利かして宿へ手紙を送ったみたいです。
部屋に入り、じいちゃんは早速手紙を読みました。
その手紙にはお祝いの言葉と、日頃の感謝の言葉が書かれていました。
これを呼んだじいちゃん、そしてばあちゃんは涙しました。
私もその姿を見てうるっときてしまいました。
手紙の文章はもちろん、手紙と一緒に入っていた写真や、ひ孫が書いたじいちゃん、ばあちゃんの絵を見たら誰だって泣きますよ。
私達家族を含め、今回集まった人達からのプレゼントもあります。
皆でお金を出し合って、前から欲しいと言っていた地デジ対応のテレビをプレゼントしました。
喜んでもらえたようで良かったです。
お風呂に先に入り、宴会の時間になったので会場に向かいました。
個室の部屋へ入ると、宿からのサプライズがありました。
米寿のお祝いとして、ちゃんちゃんこと帽子が用意してありました。
還暦には赤い色を使いますが、米寿は稲穂色にたとえて黄色がシンボルカラーに使われます。
ちなみに、米寿の「米」という字を分解すると、縦に八十八と書くためにそう呼ばれます。
宴会が始まりました♪
料理は美味しく、ボリュームがありお腹がいっぱいになりました。
泊まりなので、久しぶりに家以外で飲めて楽しい時間を過ごせました。
食事を終えると、ロビーでコンサートが行われていました♪
ピアノとヴァイオリンと歌のコンサートです。
歌を歌うのは、なんとこの旅館の女将さんです!
ポニョやトトロの曲では、見に来ていた子供達が一緒に参加をして楽しみました。
他にも知っている曲や、クラシックの曲を演奏しましたが、ピアノとヴァイオリンのアンサンブルもいいものですね♪
米寿のお祝いに無料でコンサートも聞けてラッキーでした。
父と母、そして穂高から来た親戚は次の日用事があるため、夜11時には帰りました。
私と東京から来た親戚、じいちゃんとばあちゃんは泊まりで、同じ部屋で寝ました。
じいちゃん、ばあちゃんと一緒の部屋に寝たのは初めてかもしれません。
元気の秘訣は?と聞くと、畑をやったり、好きなゲートボールをやる事だそうです。
特にゲートボールは頭を使うので、ボケ防止にいいみたいです。
じいちゃん、ばあちゃん、これからも元気で長生きしてね。
目指せ100歳!
一番身近な孫より。
N値計算法
地震などの水平荷重が作用するときに、耐力壁の両端の柱の柱頭、柱脚に大きな引き抜き力が発生します。
構造計画の基礎については昨日の記事を参考にして下さい。
このような引き抜きを防ぐために金物で補強するのですが、以下の2つの方法のいずれかによって選択します。
(1) 告示(平12建告第1460号)による規定の仕様にて金物を選択する。
(2) N値計算法で計算し、その数値により金物を選択する。
(1)の場合は告示の表を見て金物を選択するだけなので、計算の必要はありません。
(2)は設計した住宅に見合う接合方法を選択できます。
今このN値計算法を勉強中です。
軸組図を書かないとできないので、結構大変な作業になります。
計算式があり、これに数値を当てはめてN値を出します。
・平屋建ての柱、もしくは2階建ての2階部分の柱、および2階建ての1階で上に2階がない部分の柱
N=A①×B①-L
N : N値(引き抜き力)この数値により金物を選択
A① : 検討する柱の両側の壁倍率の差(筋かいの場合は補正値を含む)
B① : 周辺部材の押さえ効果を表す係数0.5(出隅の場合0.8)
L : 鉛直荷重による押さえ効果を表す係数0.6(出隅の場合0.4)
・2階建ての1階で上に2階がある部分の柱
N=A①×B①+A②×B②-L
N、A①、B①は上記の平屋建て等の柱の場合と同じ
A② : 検討する柱に連続する上階(2階)柱の両側の壁倍率の差(筋かいの場合は補正値を含む)
B② : 2階の周辺部材の押さえ効果を表す係数0.5(2階が出隅の場合0.8)
L : 鉛直荷重による押さえ効果を表す係数1.6(出隅の場合1.0)
平屋建ての部分、2階建ての2階部分、2階建てで上に2階がある1階部分で計算式が変わります。
これは2階建ての1階部分の柱の引き抜き力は2階の壁も関係してくるためです。
参考書を見ているだけではよく解らないので、実際に仮の図を書いて計算してみました。
2階建ての建物で、木ずり片面打ち(壁倍率0.5)の壁を主体にし、筋かい(壁倍率2.0)を入れた耐力壁でもたせる構造です。
外部に面する筋かいが入った場所の両柱①②③④を検討しました。
まず最初に壁倍率の差Aを算出します。
※耐力壁の壁倍率については建築基準法「令第46条、昭56建告第1100号」を参照
柱①と③は外部に面しているのでそのままの壁倍率の数値2.0を使います。
柱②と④は2.0と0.5の壁に囲まれているので、2.0と0.5の差を求めると1.5になります。
筋かいが柱の上部か下部かどちらに取り付くかによって柱の引き抜き力が違うので、補正値が適用されます。
参考書に載っている表の数値を入れました。
柱①と④は-0.5、柱②と③は0.5です。
出た数値を計算式に当てはめてみます。
① (2.0-0.5)×0.8+(2.0+0.5)×0.8-1.0=2.2
② (1.5+0.5)×0.5+(1.5-0.5)×0.5-1.6=-0.1
③ (2.0+0.5)×0.8-0.4=1.6
④ (1.5-0.5)×0.5-0.6=-0.1
計算で出た数値により、建築基準法「平12建告第1460号表3」から金物を選択します。
①の柱はN値が2.2なので必要耐力15.0kNの(と)に該当する金物になりました。
③の柱はN値が1.6なので必要耐力8.5kNの(ほ)に該当する金物になりました。
②と④の柱はN値が-0.1で0.0以下なので、必要耐力0.0kNの(い)に該当する金物になります。
一見難しく見えるN値計算法ですが、図を書いて数値を入れることによって解りやすくなります。
実際にやってみるとそれほど難しくはないですが、それぞれの軸組図を書いて検討しなくてはならないので、実際の設計図を計算する場合は手間と時間がかかりそうです。
構造計画の基礎
木造住宅は地震力や風圧力などの水平力に対して耐力壁で抵抗します。
耐力壁は大まかに上の2種類に分類されます。
左が斜めに部材を入れる「筋かい」です。
右が全体的に面材を打ち付ける「構造用合板」です。
※建築基準法「令第46条」参照
耐力壁を検討する場合、柱と柱の間隔が狭い場合には注意が必要です。
柱間隔が90cm未満になってしまうヶ所に筋かいなどを入れても、耐力壁とみなせないのです。
耐力壁を設ける場合は90cm以上を確保しましょう。
壁量計算をする場合、地震力と風圧力の両方を検討しなければなりません。
地震力は両方向にゆれるので必要壁量が同じですが、風圧力はX軸方向、Y軸方向の風を受ける面で必要壁量が変わってくるためです。
地震力は階ごとの平面図から床面積に乗ずる値を掛けて必要壁量を求めます。
風圧力は階ごと、方向ごとに立面図から見付面積に乗ずる値を掛けて必要壁量を求めます。
それぞれ求めた地震力と風圧力の値を比べて、どちらか大きい値が必要壁量となります。
※建築基準法「令第46条4項」参照
風圧力に関しては勘違いしやすいので、解りやすいように図を書きました。
風圧力の見付面積は床面より1.35m上の部分の面積になります。
左側からの風圧力を支えるのはY面見付面積のY軸方向の耐力壁ではありません。
Y面が受ける風圧力を支えるのはX軸方向の耐力壁です。
X面の風圧力はY軸方向の耐力壁が支えるという事になります。
勘違いして逆に計算してしまうと数値がだいぶ変わってしまうので注意しましょう。
耐力壁は量だけでなく、配置も重要です。
配置が偏っていると力が加わったときに建物がねじれて耐震性が損なわれます。
南面の日当たりを考えて開口部を大きくとり、南面に壁がない住宅を見かけますが、このような建物は耐震上よくないです。
地震力や風圧力が加わると、建物全体がねじれて耐力壁の少ない部分が大きく変形してしまいます。
これを防ぐために、耐力壁の配置をバランスよく入れることが重要です。
耐震補強をする場合についてもバランスよく補強耐力壁を配置することで地震に強い家になります。
この壁配置のバランスを確認する方法として「四分割法」があります。
※建築基準法「令第46条第4項、平12建告第1352号」参照
X方向の壁のバランスを検討
まず建物の平面を1/4ごとに区切ります。
1/4の範囲の斜線部分に入るX方向の耐力壁のバランスを見ます。
斜線部分の床面積を求め、その床面積に対して必要壁量が足りているか確認します。
北面は水周りなどで壁が多く、逆に南面は開口部を大きくとり壁量が少なくなりがちですので、筋かいの量などで調整してバランスをとります。
同じくY方向の壁のバランスを検討をします。
これは1階、2階それぞれ建物全体の長さの1/4で区切り検討します。
耐力壁を活かすためには、水平構面の剛性や耐力を確保する必要があります。
床面や小屋ばり面に「火打」と呼ばれる部材を設置します。
※建築基準法「令第46条第3項」参照
図は床面を平面的に上からみた図です。
このように斜め45度に入る部材を示します。
地震力や風圧力の水平力が働くと、部分的に建物が変形してしまいます。
これを防ぐと共に、力をバランスよく耐力壁に伝える役目をするのが火打材です。
土台、2階床、小屋にそれぞれ設置します。
設置ヶ所は、建物外周の出隅部分、入り隅部分、土台や梁の交差部分などにバランスよく配置します。
これらを参考に、今住まれている間取りを確認してみて下さい。
北面には壁がたくさんあるのに、南面は全面開口部で壁がない!なんて場所はありませんか?
このような建物は地震が来たときに心配です。
心配な方は耐震精密診断を受けて下さい。
現在町でも耐震精密診断の募集をしていますので、利用してみてはいかがでしょうか。
当事務所でも耐震診断依頼受け付けますので、ご相談下さい。
夢創り工房「小林建築設計事務所」