台湾研修旅行番外編2
台北駅周辺は都会です
裏路地
九扮の町並みは「千と千尋の神隠し」のモデルとなったことでも有名です
賑わう商店街
レトロな店
二人の時間
台湾旅行の詳細は以前書いた記事をご覧下さい。
台湾研修旅行「台北編」 台北圓山飯店~保安宮
台湾研修旅行「台北編」 故宮博物院~華西街観光夜市
台湾旅行「台北編」 九扮~台北101
台湾旅行「台北編」 台北駅周辺 1
台湾旅行「台北編」 台北駅周辺 2
台湾研修旅行「高雄編」 佛光山~高雄港周辺
台湾研修旅行「高雄編」 旧高尾駅~高雄市立歴史博物館
台湾研修旅行「高雄編」 高雄ワールドゲームス2009~桃園空港
台湾研修旅行「高雄編」 高雄ワールドゲームス2009~桃園空港
高雄ワールドゲームス2009メインスタジアム
地下2階地上3階建て・S造+RC造・延べ98,446㎡
今年7月に高雄市で開催される世界運動会のために造られた施設で、4万席を収容。
将来は5万5000席まで拡張可能となっています。
流動的な3次元形態の屋根はソーラーパネルを内蔵したガラスに覆われ、自然環境にも配慮した建物となっています。
敷地全体が都市公園となり、高雄の自然にふさわしい市民の憩いの場ともなります。
北極玄天上帝像
龍虎塔
孔子廟
蓮池潭風景區
高雄市内から北へ約10㎞の場所に広がる淡水湖。その湖を取り囲むようにカラフルな宗教施設(上部写真)が点在し、高雄を代表する観光スポットとなっています。
最終日となったこの日も駆け足で飛び歩き午後1時の新幹線で台北桃園駅へ。1時間30分で着いてしまいました。迎えの車に乗り桃園空港へ!
新幹線桃園駅
桃園国際空港
3泊4日台湾の旅も長いようであっという間に終わりです。
名古屋10時の出発で帰りが台北17時20分と、行き帰りの日が有効に使えたことは行動範囲を広げてくれました。
現地で私たちのわがままを快く聞き、親切に案内して下さった呉中和さん達に厚くお礼申し上げたいと思います。
楽しく充実した思い出に残る旅となりました。
「所長」
台湾研修旅行「高雄編」 旧高尾駅~高雄市立歴史博物館
高尾駅旧駅舎
日本統治時代1940年に建てられた帝冠様式の建築で、プロポーションの整った美しい造りとなっています。
2002年新駅舎の建設に伴い保存運動から14日間かけて82.6m移動させ、現在は高雄願景館という資料館に生まれ変わっています。(背面にガラスカーテンウォールの資料館が広場に向かって増築されデザイン的にもうまく対比させています。)
高雄市立歴史博物館
1938年竣工(設計は清水組・大野米次郎)の高雄市役所で愛河のほとりに建ち、戦後も1992年まで市役所として使われていました。
高雄旧駅舎と同じく帝冠様式の建築で、ペパーミントグリーンの外壁がとてもおしゃれで目を引く建物となっています。
中に入ると大理石の円柱が広いホールを締めながら、外のシックなデザインとは反対に豪華な内部空間を造り上げています。
企画展示室のコーナーに、伊東豊雄+竹中・RLA2009年高雄世界運動会会場設計チームの高雄ワールドゲームズ2009メインスタジアムの模型が展示してありました。タクシーの運転手さんに聞いたら建物はすでに完成しているとの事でしたので早速見に行くことにしました。
「所長」
台湾研修旅行「高雄編」 佛光山~高雄港周辺
高雄の市街(繁華街からは少し外れますが)です。
看板がこの街の活気を伝えてくれます。
日本語の看板もあり我々を歓迎してくれました。
台北から高雄まで高速道路を使って普通は約4時間。
途中夕食や休憩をとりながら高雄に着いたの夜中の3時過ぎでした。
寝不足でしたが精力的に活動開始。
ちょっと路地に入ってみると静かな住宅街が軒を連ねています。
台北もそうでしたが住宅はほとんどが高層マンションやアパートで、1戸建ての住宅が少ないのに驚きました。
不二門
華蔵玄門
大雄寳殿
沸光山
高雄懸大樹郷に1967年開山され、広大な敷地を有した台湾最大の観光寺院となっています。
世界各国100箇所(日本にもある)以上の別院を持ち、敷地の中には教育施設も入っています。
朝日散歩道から導かれ不二門前広場に到達。
長い階段を上りきると木漏れ日の中で500体の仏像が両サイドで迎えてくれる広場に出ます。
この奥の朝山會館を通り抜けようやく華蔵玄門へ。
このあたりが沸光山の中心部となるでしょうか。とにかく広大な敷地に無数の建物が点在しどちらに行ったら良いのか迷ってしまいます。
この門をくぐり広大な石畳の広場から大雄寳殿へ。この中には高さ9mの阿弥陀如来.釈迦如来.薬師如来と14000体の小仏像が安置されています。
又大佛城には高さ約36mの大佛と480体の小仏像(いずれも黄金)が並びこのお寺のシンボルとなっています。
高雄港に注ぐ愛河沿いで高雄燈會藝術節のイベントがにぎやかに行われていました。
日本でねぶたににた人形で、中に照明が入り通りを飾りとても綺麗でした。
写真の愛河の浮かぶ人形はこのイベントのキャラクターです。
1/31~2/15まで開催され毎日花火が打ち上げられ会場を盛り上げていました。
英国領事館
港を見下ろせる小高いロケーションの良いところにこの建物はあります。
煉瓦造で回廊部分がアーチ状のフレームで構成され、とても品の良い造りとなっています。
ここから見る夜景も最高!
「所長」
台湾旅行「台北編」 台北駅周辺 2
中正紀念堂
元総統の蒋介石を記念して1980年に完成。(介石は字で名が中正)大中至正門を通り抜けると総大理石の壮大な紀年堂を正面に、左に国家音楽廰・右に国家戯劇院・広場を囲うように中正紀年公園があり、市民の憩いの場所ともなっています。
90段の階段(蒋介石の没年齢と同じ)を上り広いデッキから建物内部に入ると、高さ6,3mの紹介石像が衛兵に守られ鎮座しています。
台北賓館
かつては台湾総督の官邸。
1901年当時の統治者の日本政府が建設。
設計は福田東吾と野村一郎が担当。
戦後は迎賓館として使われ、ローマやギリシャ様式の円柱など多用したバロック風の台湾を代表する建築です。
2006年から定期的に一般公開をしているそうです。
総統府
1919年竣工の日本統冶50年間で建築された最大の建築物。
長野宇平治が設計コンペに選ばれたが、中央塔が低く外観の装飾も簡素であったことから、主催者が設計に不満を持ち森山松之助を起用。
長野の作品に手を加え、現在の形となっています。(審査員には辰野金吾や伊藤忠太など建築界の大御所が名を連ねる)
この建物のシンボルの中央塔は高さが60mあり、当時は台北の街が全体に見渡せ、台湾初のエレベーターも設置されました。辰野式建築の代表作ともなっています。
228和平公園
熱帯植物の森に囲まれ、中国風東屋や鯉の泳ぐ池などで構成された憩いの公園。
大きな傷痕を残した228事件や第2次世界大戦の資料を展示した228記念館もあり、歴史を後世に伝えています。
「所長」